気づきにもいろいろあると思いますが、
本当の気づきは、「これがないとダメ」とか「これがなくなると不安」というふうに、
何かを手に入れていることが幸せとしている自分を、自己受容としていることに気づけるかですよね。
早朝バガヴァッド・ギーターの勉強で、先生の説明がとても納得できる内容でしたので
自分のためにも落とし込めるように書いてます。
完全な幸せって自己受容することです。
何もなくても、何も手に入れてなくても、
今の状況がどのような状況であろうが、その状況に置かれている自分自身を、
すでに受け入れられることということです。
そもそも、今の状況や何かを手に入れてない、何も持っていない自分を受け入れられないから、
いろいろな満足を探したり、人を求めたりしますよね。
よくあることです。というかそれしかないかもしれない。気づかないかぎり。
私もそうなってしまいます。
何かを持っている自分、その自分を自己受容してしまっているので、
せっかく手に入れたもの、苦労や努力をして手に入れたものなど、
何もなくなってしまうことの不安が自己受容できていないということも納得できます。
気づきは、人それぞれある疑問がきっかけとなって、自分に起こっていることに気づくこともあれば、
他の人に起こっていることで気づくこともあると思いますが、そこに感情が入って、
それに全て左右されてしまうことが根本的な問題へとつながってしまい、
そこに依存してしまっているのに気づけないでいます。
依存するのではなく、自分を見るだけのことだと。
いろいろなことに気づきはありますが、本当に気づかなくてはいけないのは、自分をしっかり見て、
何かがないと不安ということの自己受容ではなく、
そこを根本的な問題にしてしまっているということに気づいていけるには、
教えなしでは気づかないです。とても必要ですね。
少しずつでもそこに気づいていけますように。