Hindu Culture WS・Drshti Ai

Hindu Culture WS   12月8,9日(土日)Drsti Ai

Ai先生からコーラム(ランゴーリ)の描き方やサリーの着付けを体験し、人生の4つのステージ(アーシュラマ)やパンチャ マハー ヤッニャ(5つの大切な儀式)について教わり、ヒンドゥーカルチャーを理解していくワークショップです。

人生の4つのステージはアーシュラマと言われます。

①ブランマ チャーリァ アーシュラマ(学生としての生活)

②グラハスタ アーシュラマ(社会人、家庭人としての生活)

③ヴァナプラスタ アーシュラマ(引退し隠居するための準備の生活)

④サンニャーシー アーシュラマ(隠居しヴェーダーンタの勉強に没頭する生活)

社会人としての私達のステージは、グラハスタアーシュラマですね。

社会に貢献し、他のアーシュラマを支えるのは、私達が今与えられている役割であり、仕事や家庭をしっかりとこなしていくことですよね。

そこにはいろいろな嫌なこと、理不尽なこと、悲しいことなど沢山あります。

それらの体験は人として成長する為に与えられていることと言われています。

だから、自分のやりたいことだけをするとか感情のままに振舞っていては秩序などは保てなくなるし、自分が人としての成長するチャンスもなくなりますよね。

好きな仕事を探すこと、やりたいことをすることが、自分を輝かせるのではなく、その人に与えられた今の仕事だったり、今の家庭でのすべきことをこなしていくことで、そのいろいろな事が、人として成長していく為に与えられたものであり、嫌なことなどを経験することも自分の成長だという捉え方がなかなかできないものだと思います。

そんな理不尽な思いや嫌なことなどを避ける為に、逆に自分の価値観で物事を判断し、さらに都合の良い生き方や考え方になってしまうのも当たり前かもしれないです。そうではないということを知らないと、、、

私も実際、そのように時期もありました。

そのような勘違いをしてしまいがちな生き方を、今回は4つのステージでそれぞれの果たすべき生き方の意味を教わります。

そして、パンチャ マハー ヤッニャは5つの大切な儀式で、私達が果たすべきことの意味も教わりますが、今回はその一つにあたるブータ ヤグニャ、動植物に対して貢献するという義務を果たすことにもなるコーラム(ランゴーリ)を描いてみます。

コーラム(ランゴーリ)は米粉を使って、玄関の入り口などに幾何学模様を描くのですが、その米粉を鳥さんたちがつつきにやってきます。

プージャーもパンチャ マハー ヤッニャの一つですので、みちか先生からプージャーを学ばれた方はさらにその理解も深まりますね。

さらに今回は、サリーの着付け会も体験していきます。

鮮やかな綺麗なサリーを着てみましょう。

Ai先生からのご紹介文ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この度、ヒンドゥカルチャーのWSを開催させていただく事となりました。

お話のトピックは①4つのアーシュラマと②パンチャマハーヤッニャです。

アーシュラマとは人生のステージのことを指しています。

ヴェーダは私たち人間のゴールを達成するための自己成長のステップとして、4つの人生のステージを教えています。

1日目は、人間の人生のゴールを理解し、そのゴールを達成するためのステージをみていきます。私を含め、この記事を読んでいる多くの人が家庭人であると思いますが、このステージでは、自己成長のため、ダルマに沿って社会と繋がりを持ちながら生産・消費活動をすることが望まれています。

また、グラハスタの女性は色鮮やかな衣服、装飾品、クムクムなどを身に着けることが望ましいとされています。今回は、サリーを着る練習をします。私のサリーをお貸ししますので、サリーをお持ちでない方でもTシャツをご持参のうえご参加くださいませ。

2日目はパンチャマハーヤッニャについてお話します。パンチャ(5つの)マハー(重要な) ヤッニャ(儀式)とは、人間のゴールを達成するために必要なカルマヨーガです。グラハスタのステージでは、積極的に生産・消費活動を行うがゆえに、ダルマを妥協しなければならない場面に遭遇します。

ダルマを妥協する行動から生まれる望ましくない結果を中和する行いとして、ヴェーダはパンチャマハーヤッニャを教えています。

パンチャマハーヤッニャのうちの一つ、ブータ(動植物への)ヤッニャの実践として、コーラム(ランゴーリ)を実際に描いて練習します。米粉を使って描かれるコーラムは小動物や昆虫のえさになるため、ブータヤッニャにあたります。

また、アンナダーナン(食事の提供)はマヌッシャ(人間への)ヤッニャにあたります。この機会に実践してみてください


Drsti Ai

インド・タミルナードゥ州にある伝統的にヴェーダンタヴェーダーンタの教えを継承するArsh Vidya Gurukulamにて長期(39ヶ月)コース終了。同コースにて恩師スワミ・ダヤーナンダ・サラッスヴァティーおよびスワミ・サダートマナンダ・サラッスヴァティーのもとでヴェーダーンタ(バガヴァッドギータ―、ウパニシャッド、ブラフマスートラ)サンスクリット語(パーニニ式)、チャンティングを学ぶ。スワミ・ダヤーナンダ・サラッスヴァティーから頂いた名前、 Drsti (दृष्टि)とはGuru’s Visionの意味

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