ヨーガの目的は何でしょうか?
様々なポーズをとり、呼吸法や瞑想、浄化法など体を扱ったものがヨーガと捉えられていると思います。その身体を扱ったものをハタヨーガとも言われています。
ハタヨーガの目的は、呼吸法で気のコントロールをし、精神を落ち着かせ、感情や感覚器官のコントロール、そして集中し瞑想というステップが教えられ、そして最終的に幸せの意味を理解していくための準備をしていくために、体を動かし、座れる状態を作っていきます。
目的は幸せかもしれませんが、瞑想で得られる宇宙と一体化する感覚がゴールではないです。
今のヨーガというと古典ヨーガから現代ヨーガなど形態は様々で、ほとんどが身体を動かすことがヨーガと捉えられていますが、身体を扱ったヨーガと違いマインドをきれいにしていくために、人としての成長を育てる生き方のこともヨーガと言われます。
身体を扱ったヨーガと、生き方としてヨーガとは何が違うのでしょうか?
どちらも目的は幸せの意味を知るための準備をしていくことですが、アーサナヨーガと生き方のヨーガは同じではありません。
アーサナヨーガは、外側に向きやすい感覚器官やマインドを内側に向け集中力を養い、座れる状態の身体の準備としての実践法で、生き方のヨーガは、マインドをきれいにしていくためのステップとしてカルマヨーガで普段の行いをし、心を成長させていくためにあります。
誰もが幸せであることを知る為には、身体を扱ったヨーガで落ち着いた状態で座る土台を作り、その意味を聞く準備として、普段のライフスタイルがヨーガとなり、クリアーなマインドで日々の生活を豊かな気持ちで楽しみませんか。
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幸せへのステップ
体の気づきと心の気づきと成長
体を動かすアーサナヨーガは、様々なポーズがあり、その動きは特殊です。
どのように動かしていくのかわからないと、ポーズに自分の体を合わせてしまったやり方をしてしまいます。
顔の個性と同じで骨格も人それぞれであり、皆同じように動かせるはずではないですよね。
いきなり完成されたポーズを何となくとっていたら、どこかに何かしらの負担がかかるのは当然の事です。
それを無理矢理、続けたために結果として、痛みや違和感がでてきた経験はありませんか?
自分の動かしやすい動きでポーズをとるのも当然かもしれません。
それが自分の動かし方は習慣化されてしまい、習慣化された動きは気づきにくいものです。
そして、違和感に繋がります。
まず気づきがなければ修正も始まりません。
体を無理に動かしていないか、感情に左右されていないか、自分の身体に起こっていることに集中した実践でなくては、ただポーズをとっているだけになってしまいます。
アーサナはどんなポーズであれ、安全で安定した土台で心地良くなければいけないです。
アーサナとしっかり向き合うことは、自分を客観的に見ることにもなりますから、その練習はマインドや感覚器官なども、客観的にみていく練習となります。
なんとなくの動きから、しっかりと個性を受け入れ安定した動きの中から、強さと心地良さのバランスある実践法を取り入れていきませんか。
ライフスタイルとしてのヨーガの目的は幸せであり、それを知るためのステップとしてヨーガがあり、行いの態度です。普段の生活(今の仕事や、家庭に子育てなど)を通して、精神的成長を促す手段ですから、そのライフスタイルがヨーガということになります。体を動かすヨーガとは意味も捉え方も違ってきます。
そして行いには、必ず結果が返ってくると言われていますから、単純に考えても良い選択をした方が当然、結果も心地良い結果なのは当たり前ですね。
では、より良い選択とはどういうことでしょうか。
そこには「ダルマ」を知ること、その理解はとても大切となります。ダルマは世の中の秩序、法則であり、あるべきことがあるべきであるということです。
人間には選択する自由意志が与えられているのですから、どのように選択するかも自由ですが、結果もそれ相応ということになります。
ですので、自分の都合の良い解釈ではなく、その時の適切な立場で考え、適切な時に適切なことを選択できるようダルマの理解は大切となります。
私達は、自然や動植物、自分以外の周りと関わりながら生きているのですから、貢献していけるような行いを選択していくことで、精神的成長をさせてくれます。
そのマインドをきれいにしていくためにカルマヨーガという手段があり、周りを思いやれる心の成長を促してくれるのがライフスタイルとしてヨーガがあります。
何かを変えるのではなく、自分の価値観が変わるのだけなので、物事の捉え方が変化するということです。
ライフスタイルとしてヨーガを取り入れ、私の幸せのために心を成長させ、だれもが求めるゴール、幸せとはどのようなことなのかを知るための素晴らしい叡智を教われる場となることを目指しています。
気づきから修正が始まる
●ポーズに体を合わせた動きになっていませんか?
●安定した動きを知りたいと思いませんか?
●心地良さは常にありますか?
まず自分の体の習慣化されてしまっている動かし方や、自分の骨格など個性に気づかず、ひたすら実践していても、安定したものは得られないです。
今まで無理矢理ポーズを深めることを求めたことで、痛みや違和感がでてきたりしていませんか?
アーサナ(ポーズ)に無理矢理、体を合わせてきたからではないでしょうか。
自分の個性としての骨格と向き合いながらの実践は、まず気づくことで、今までの練習とは捉え方も違ってくるでしょう。
身体と向き合い集中し、安全で安定した心地良い実践をしていきましょう。
クラスには、インストラクターさんも多数いらしてます。
【このような方におすすめ】
〇アーサナヨガをもっと知りたい。
〇自分の身体に合わせた動かし方をしたい。
〇パワーを必要とするアーサナでも心地良く練習したい。
〇ヨーガに興味があり、本格的に知りたい。
気付きは成長の始まり
●ヨーガは身体を動かすことだと思っていませんでしたか?
●都会の謙遜から離れて、静かに生活することと思っていませんか?
●常に自分を否定したり、他と比べたりしていませんか?
人としての成長とは、思いやりや全てにおいて気配りができ、困っている人に手を差し伸べられる人ですよね。自分の事だけを考えるのは人間の特徴でもあるけど、好き嫌いでの行いは成長とは言えないかもしれません。人としての成長は特別な何かをするのではなく、普段の生活や行い、その時のその場での役割(仕事、家庭、子育てなど)でするべき事し、何かを選択する時は、よりダルマに沿った行いを考えて見極め、選択した生活がヨーガでもあり、それが心の成長を促してくれます。地位や財産などは「私の」ではなく与えられたものという見方で、その与えられたものを今度は、どのように社会や周りに貢献していけるかが、与えられたことの使い方でありたいです。成長していくチャンスをもって生まれてきたのですから。幸せのためのステップ、知るための準備としてのヨーガは、どなたでもいつからでも知ることができいつからでも始められます。
ヤンララでは、伝統的な方法論を大切にされている先生から、サンスクリット語やチャンティング、また月1回のサットサンガ(勉強会)を開催し、自己成長の意味や祈りなどの理解が少しでも深まり、幸せへと繋がりますように。